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番外編 水鳥の池にカモ
第24回 オニバス
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花卉園芸課職員からの情報発信ページです。
園芸技術担当者視点のおすすめ花情報などを掲載していきます。


番外編  水鳥の池にカモ飛来 担当 園長 2007.11.21

オナガガモ ハシビロガモ ヒドリガモ

今年も10月下旬から西門近くの「水鳥の池」に野生のカモが飛来し始め、現在では100羽以上がのんびりと羽を休めています。

昭和50年頃、当時の職員がアイガモとアヒルのヒナを購入し餌付けを始めたのがきっかけで、それ以来毎年この時季になるとシベリア方面から海を渡ってやって来ます。

普通、 渡り鳥の野生のカモが人に懐くのは難しいものですが、 フラワーパークのカモは人がまく餌を求めて足下まで近寄ってきます。ここまで人に慣れているカモは珍しく、子供たちはすぐそばで餌を食べるカモの姿に大喜びしています。



第24回  オニバス 担当 園長 2007.10.19

オニバス
オニバス
オニバス (花)
 オニバス(花)

Euryale ferox   スイレン科
 オニバスは日本各地の池沼にはえる巨大な一年生の水草。農業用貯水池の減少にともない激減し絶滅危惧U類(絶滅の危険が増大)に指定されています。4月頃発芽し直径1〜2mの裏表にとげのある葉を水面に展開し、8月から9月に直径4cmの紫色の花が咲きます。
 以前、遠州自然研究会から種子を受譲し3年前に上流のテラス池で鉢栽培し結実した種子が下流の直径100mの水鳥の池の中央部に流れ着いて発芽しました。9月、葉の直径が1.8mになり開花したので、手漕ぎのボートに乗って間近に観察できる「オニバス観察会」を行いました。

 オニバスの種子は、種の保存を図るため休眠する性質があり、毎年発芽するとは限りません。今年は数百粒の種子が結実したようなので今後定着することを期待しています。



第23回  ヒョウタン(瓢箪) 担当 企画演出GP 2007.08.03

センナリヒョウタン(名前入り)
千成ひょうたん(名前入り)
ツルクビヒョウタン
 鶴首ひょうたん

Lagenaria siceraria   ウリ科
 乾燥すれば堅くなる果実が特徴のヒョウタン。ヒョウタンは西アフリカ原産の熱帯性のつる植物で、日本では春まきの1年草として扱います。収穫した果実は加工し、器や装飾品として古くから利用されていることは皆さんもご存知のことと思います。古くは紀元前3500年ごろから使われていたそうです。
 ヒョウタンは若い果実の表面に傷をつけるとその部分がかさぶた状にふくらみ、乾燥させた時にくっきりと浮かび上がる特性があります。それを利用して、フラワーパークでは毎年、事前に募った希望者の中から抽選でセンナリヒョウタンに名前を書き入れ、後日プレゼントするサービスを行っています。お子様への記念品として大変好評で、皆さんそれを持ち帰り、加工して飾っていることと思います。(例年 5月頃に募集、8月最後の日曜日に収穫・プレゼントをしています。)
 また園内では「見晴らしの丘」に、ヒョウタンをはじめヘビウリ、ヘチマ、ナタマメ、おもちゃかぼちゃなどさまざまなつる性植物を使った日陰のトンネルを設置しています。いろいろな形の実を見ながら、涼を楽しんでみてはいかがでしょうか。



第22回  花しょうぶの花 担当 花卉園芸GP 2007.06.15

ノハナショウブ
ノハナショウブ
ハナショウブ‘五三の宝’
「五三の宝」
ハナショウブ‘白鳳冠’
弁が重なり盛り上って咲く 「白鳳冠」
ハナショウブ‘碧涛’
瑠璃色で六英大輪の「碧涛」

 花しょうぶは「ノハナショウブ」という三英のシンプルな花から改良されたものですが、さまざまな花があります。 花しょうぶの花は弁数の違いにより、主に三英咲き、六英咲き、八重咲きがありますが、今回は変わった咲き方をする品種を紹介します。
 「五三の宝」という花しょうぶはその名のとおり、三英、五英、六英の花が混じって咲きます。また、「白鳳冠」のように六〜九英で盛り上がるように咲く品種もあります。
 当園には約720品種の花しょうぶがあります。花の色ばかりでなく、咲き方の違いも見比べながら歩いてみると、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。



第21回  キク ‘グリーンウィンド’ 担当 企画演出GP 2007.05.01

開花から徐々に花弁がねじれていきます。
(写真上→下のように変化していきます。)

 この‘グリーンウィンド’は、はままつフラワーパークで品種改良を行い、平成12年に作出、平成18年3月に品種登録した当園オリジナルのスプレーギクです。
 動きのあるヤグルマソウのようなねじれた花弁と、深みのある美しいグリーンが特徴で、その名の通り、爽やかな風に揺らぐ花をイメージさせます。
 母親は中国の新緑萍(シンリュウピン)というキクで、花色は緑で大輪菊の管物のような花形をしています。父親は平成10年に当園で育成された緑色のスプレーギクです。
 開花は11月上旬ごろからですが、この新緑の時期から当園の花売店にて苗を販売しておりますので、ご家庭にまた友人へのお土産にいかがでしょうか。

※この品種は種苗登録済みです(農林水産省品種登録番号第13925号)。当方の許可なく増殖及び頒布・販売することは禁止されていますのでご注意下さい。
農林水産省 登録品種データベース : グリーンウィンド



はままつフラワーパーク
〒431-1209 浜松市西区舘山寺町195 tel 053-487-0511
お問い合わせ:info@e-flowerpark.com