topページ
・花コラム(最新)
・バックナンバー
第11回〜第15回→
第10回 オオガハス
第9回 コルクガシ
第8回 ニオイバンマツリ
第7回 デルフィニューム
第6回 球根ベゴニア
←第1回〜第5.回

更新情報

園内案内

イベント

総合案内

アクセス

花コラム
リンク
TOP花コラム >バックナンバー
花卉園芸課職員からの情報発信ページです。
園芸技術担当者視点のおすすめ花情報などを掲載していきます。


現在園内ではビックリ植物をシリーズで紹介しています。
「花コラム」でも,これらのビックリ植物を当分のあいだ紹介していきます。
第10回  ビックリ植物(2) オオガハス(大賀蓮) 担当 温室花卉GP 2005.07.11

オオガハス オオガハス
Nelumbo nucifera Gaertn. 'Ooga-Hasu'        スイレン科
 1950年に千葉県検見川(現 千葉市花見川区)で約2000年前と推定されるハスの種が3粒発見されました。その中から1粒が生育し開花しました。このハスは発見した大賀一郎博士の名前からオオガハスと名づけられました。
 2000年もハスの種が生きていたで,ハスの種の長寿さを世界に知らせた植物です。



第9回  ビックリ植物(1) コルクガシ 担当 温室花卉GP 2005.07.11

コルクガシの木 コルクガシ
Quercus suber L.     ブナ科
 コルクガシは,南ヨーロッパから北アフリカにかけての地中海沿岸地方に原産する常緑の高木です。幹の皮は厚くコルク質になります。名前からも分かるように,コルクが採取できます。採取は10年ぐらい育ったコルクガシの樹皮を剥離します。その後の利用は,ワインの栓やコルクボード等があります。コルクを採取した後も10年ぐらい育てるとまたコルクを採取することができます。地中海地方では現在も生産が盛んで,高いシェアを維持しています。
 現在日本ではコルクを輸入していますが,以前はアマベキという植物からコルクを採取していました。コルクガシほどは厚さが無いため,粉にして固めて利用します。コーラやビールの王冠の裏に薄く張り付いていたのがそのようです。
 ぜひ触ってみてほしい植物です。



第8回  ニオイバンマツリ 担当 温室花卉GP 2005.05.15

ニオイバンマツリ ニオイバンマツリ
Brunfelsia australis Benth.        ナス科
ブラジル南部からアルゼンチンにかけて自生する低木です。英名で「yesterday-today-and- tomorrow」もしくは「Paraguay jasmine(パラグアイジャスミン)」と呼ばれています。和名や英名でのジャスミンから想像されるように,花に芳香があります。昼間は香りが弱いため,近くに寄らないとわかりにくいですが,夕方近くから強く香ってきます。

yesterday-today-and-tomorrow  (昨日 今日 明日)
ニオイバンマツリ 本種は英名に(yesterday-today-and-tomorrow)とついています。左の写真で説明しますと,右側から紫,薄紫,白と3色の色が並んでいるのが確認できます。開花したときは紫ですが,花が終わる頃には白に変わります。このように花の色が日ごとに変化していくことから(yesterday-today-and-tomorrow)と名づけられています。



第7回  デルフィニューム 担当 温室花卉GP 2005.03.24

デルフィニューム デルフィニューム
Delphinium L.        キンポウゲ科
ヨーロッパ,アジア,北アメリカ,アフリカの山岳部に分布する1〜多年草の植物です。
主に切花として流通するが,近年では庭植えにもよく利用されています。花色は青系が中心で,他に白やピンクがあります。花が穂状花序につき,花の裏側に距(きょ)と呼ばれる突起物があるのが特徴的です。
多年草ですが夏の高温多湿に弱いため,秋まきの1年草として種をまくか,苗を購入して植えつけます。
一般的な種類としては,エラツム系やシネンシス系と,その交雑種のベラドンナ系があります。

エラツム系
デルフィニューム(エラツム系) 長い穂状花序が特徴的なタイプで,花壇で利用されることもありますが,一般的に切り花で流通します。
高さは1メートル以上になるため,花壇で利用する場合は支柱等で誘引したほうがよいです。

シネンシス系
デルフィニューム(シネンシス系) 草丈は1メートル以下で,上の方で分枝するスプレータイプの草姿が特徴的です。
切り花と花壇苗のどちらにも向いています。
多くの品種が作出されており,中にはデルフィニュームの花の特徴である距のない品種もあります。

その他
ベラドンナ系は,エラツム系の草丈と大輪の性質とシネンシス系の分枝しやすい性質を併せ持っています。
他に黄色の花色を持つセミバルバツム種や赤い花色をもつカージナル種等があります。


第6回  球根ベゴニア 担当 温室花卉GP 2005.02.08

球根ベゴニア 球根ベゴニアのハンギング
Begonia × tuberhybrida        シュウカイドウ科
南米のアンデス山系の高地に自生する数種類かの野生種を交配し作出された交雑種です。
暑さには弱く,寒くなると球根で休眠します。また日長が短くなると花が咲かなくなります。そのため夏は冷房の中で栽培し,冬は暖房と夜間電照で栽培しています。栽培適温は15℃から20℃で,涼しければ涼しいほど花が大きくなりやすいです。
花の色は赤・白・ピンク・黄・スカーレットがあります。雌雄異花で雄花の両脇に雌花が咲きます。大きく目立つのは雄花で,三角の羽のあるのが雌花です。

スタンドタイプ
球根ベゴニア(スタンドタイプ) スタンドタイプは直立して成長します。
花が特に大きく,20cmを超えるときもあります。大輪の花が並んでいる姿は,なんともいえない美しさです。
花が大きいのは,ベゴニアの持っている力と栽培のテクニックがあります。それは直接働いている人に聞いてみてください。

ハンギングタイプ
球根ベゴニア(ハンギングタイプ) ハンギングタイプは垂れ下がって成長します。
花は中輪ですが,多数つけます。1つの鉢に約3株植えられており,長いものだと150cm以上垂れ下がってきます。
30鉢のハンギングを展示してますので,その圧倒感はすごいの一言です。

その他のベゴニア
ベゴニアにはその他に根茎ベゴニア・木立ベゴニア・リーガスベゴニア等があります。
根茎ベゴニアは,背の低い種が多く,花よりも葉の形や色・模様を観賞の対象となります。
木立ベゴニアは,直立し分枝するベゴニアのグループで,葉よりは花を観賞の対象とします。花壇等でよく植栽されているセンパフローレンスベゴニアは,この中に含まれます。
木立ベゴニアと根茎ベゴニアは常時展示してありますので,葉の模様の違いも見ていただけたらと思います。



はままつフラワーパーク
〒431-1209 浜松市西区舘山寺町195 tel 053-487-0511
お問い合わせ:info@e-flowerpark.com